アイスボーンの追加要素を踏まえて全面的に書き直しました。
DLCなしの解説ページについては後日公開します。
味方のサポート要員だと思われがちな武器種、狩猟笛。
なんとアイスボーンでは火力を出す立ち回りがしやすいように調整されているよ。
このページでは狩猟笛の追加要素の確認から、全アクションの解説までをやっていくね。
コンボの流れを柔軟に変えられるのも狩猟笛の長所のひとつ。
技の特徴を覚えて、もっと狩猟笛を楽しもう!
アイスボーンの追加要素
ここはざっくり流していくよ!
響音攻撃
多段ヒットする近接攻撃。
狩猟笛でダメージを稼ぐならこの技は欠かせない。
激しく斬れ味を消費するのが難点。
響音符
響音攻撃を使うと発生する新種の音色。
「響音符1つ+何らかの音色1つ」で旋律ができあがる。
この旋律を演奏すると響玉か響周波のどちらかが発動する。
「響玉」旋律
演奏すると光り輝く玉が設置され、触れたハンターを強化する。
響音符とサポート系の音色(緑・黄・青・空)の旋律で発動できる。
「響周波」旋律
演奏すると広範囲を攻撃する。
響音符とダメージUP系の音色(赤・橙)の旋律で発動。
響周波【打】は気絶ダウンを引き起こしやすい。
クラッチクロー
クラッチクローはすべての武器種に追加された新要素。
要点を理解してうまく使おう。
傷をつけてダメージ増加
クラッチ攻撃で部位を軟化させよう。
よく攻撃する箇所に傷を付ければ効率良くダメージを稼ぐことができる。
部位破壊とは違い、クラッチ攻撃の傷は90秒経過すると治る。
狩猟笛は傷を付けやすい武器種となっている。
慣れないうちはモンスターが大きく怯んだときにやってみるといいよ。
操作方法は、まず[L2]でスリンガー照準を出しつつ[〇]を押す。
クラッチクローが命中するとしがみつき状態へと移行。
スタミナが切れる前に[△]を押せばクラッチ攻撃ができる。
左スティック操作でしがみつく部位の変更も可能。
ぶっ飛ばしも積極的に
アイスボーンではスリンガーの弾を使ってモンスターをダウンさせられる。
スリンガーの弾は狩猟笛だと余りやすいから率先して狙っていこう。
ぶっ飛ばしダウンのやり方は以下のとおり。
クラッチクローでモンスターの頭にしがみつく。
[〇]でモンスターを怯ませ、向きを変更できる。
[R2]を押すとスリンガーを全弾発射する。
全弾発射後にモンスターが障害物に当たれば大ダメージとともにダウンする。
怒り状態のモンスターには向き変更とぶっ飛ばしが効かない。
それと非怒りモンスターの怒りを促進する作用があることも覚えておいてね。
アップデートによる変化
狩猟笛はアイスボーン発売直前のアップデートで上方修正されているよ。
ひとつ挙げると、武器出し状態の移動が高速化していて前転連打と比べてわずかに遅いくらいの速度になった。
(紫旋律の自分強化込み)
残りの調整内容については各アクションの解説の中で取り上げるね。
さあ、いよいよアクションの解説を始めるよ!
- 大技
- 演奏攻撃
- 追加演奏攻撃
- 響音攻撃 - 基本の技
- 叩きつけ
- 後方攻撃
- 前方攻撃
- 柄攻撃
- 連音攻撃
- 右ぶん回し
- 左ぶん回し
大技
演奏攻撃
操作:[R2]
旋律の効果を発動するための技だよ。
演奏を始めると大きな隙ができるから状況をよく見て使おう。
旋律があるときに使うと衝撃波が発生し、優秀な攻撃技になる。
演奏の前に回避すれば隙もなくなる。
この攻撃が出せるように旋律をストックしながら立ち回れるといいね。
武器出し状態では左スティックを倒さずに出せば素早いモーションに変化するよ。
(納刀状態からの演奏攻撃と同じモーション)
でも実は左スティックを倒したほうがいい場面もある。
叩きつけや前方攻撃で笛を前向きに振り下ろしたあとは左スティックを前に倒すといいよ。
スティックニュートラルと大きな差はないけどね。
ちなみに演奏攻撃はアップデートで一部のモーションの隙が減っている。
スティックニュートラルのモーションもそのひとつ。
(操作補足:抜刀攻撃・コンボ始め・ジャンプ攻撃にも使える。基本の技と響音攻撃から派生できる。攻撃後は追加演奏攻撃か回避に繋がる)
追加演奏攻撃
操作:[R2]
派生前に演奏した旋律をまとめて再演奏できる技。
自分強化または響音符が絡む旋律で始まった場合は短いモーションになる。
それ以外の旋律(音符の数が3以上)だと攻撃回数が増える。
戦闘前の演奏で役に立つ。
戦闘中にこれで旋律を発動させるのは隙が大きくて危ないよ。
響玉と響周波は、同一旋律を続けて演奏したり追加演奏すると効果が上がる。
アイスボーンの狩猟笛のコンボで一番高いダメージが出るのは「響周波の3連続演奏→追加演奏攻撃」だよ。
演奏しない前提で攻撃技として見るとアイスボーンでは微妙な位置付け。
これよりも響音攻撃を絡めたコンボのほうがおすすめだよ。
この技の短所は衝撃波ダメージに会心率と斬れ味の補正が乗らないところ。
(属性値・状態異常値は乗る)
長所は響音攻撃よりも斬れ味消費が少なく、攻撃範囲が広いところかな。
ちなみに追加演奏攻撃もアップデートで一部のモーションの隙が減っている。
(操作補足:コンボ専用。演奏攻撃から派生できる。攻撃後は回避しかできない)
基本情報はここまで。
あと2つおまけ情報があるよ。
この技も左スティック操作でモーションが変化する。
前に倒して出すと一点を集中攻撃できるよ。
後ろに倒して出すと攻撃回数が増え、当たる位置は分散する。
まあ覚えなくてもいいと思う。
2つ目は上級者向けの話。
響周波を利用するとダメージ効率が跳ね上がり、響音攻撃コンボを超える可能性が出てくるよ。
響周波を2連続か3連続で演奏した上で追加演奏攻撃に繋げよう。
響音攻撃
操作:[L2]
響音符を出せる唯一のアクション。
ダメージが優秀。
1回で5ヒットし、ダメージ効率が良い。
ただし笛を地面に突き立てて攻撃するため攻撃範囲は狭いよ。
早めに回避すればモーションを途中でキャンセルできる。
このとき響音符は発生しない。
キャンセルせずに出し切ったときの隙が大きいから気を付けよう。
(操作補足:コンボ専用。基本の技から派生できる。攻撃後はほぼ全てのアクションに繋がる)
基本の技
叩きつけ
操作:左スティックを倒して[△+〇]
※左スティック後ろだと柄攻撃が優先される。
※連続で押すと後方攻撃になる。
3番目の音色が出る技。
よく使う。
ダメージ効率が良い。
響音攻撃と違って単発で出せるのが良いところ。
反撃に気を付けて使おう。
演奏攻撃に派生するときは左スティックを前に倒すと少し早くなる。
今作は味方を吹き飛ばさなくなった。
(操作補足:コンボ始めにも使える。基本の技と響音攻撃から派生できる。攻撃後はほぼ全てのアクションに繋がる)
後方攻撃
操作:[△+〇]
※左スティックを倒すと別の技になる。
※連続で押すと叩きつけになる。
3番目の音色が出る技。
慣れると強い。
アップデートでダメージが上方修正された。
移動しながらダメージを稼げるのが利点。
とはいえ隙がやや大きいから無理して使う必要はないよ。
移動したい向きの反対を向いてから左スティックを離して攻撃、という一連の流れはしっかり練習しないと難しい。
慣れないうちは密着して出始めの振り上げを当てる感じで使っていこう。
余談だけどモンハンワールドでは「後方攻撃→演奏攻撃」で独自モーションが出ない。
追加演奏攻撃を出す際に左スティックを後ろに倒すことであのモーションが発生する。
(コンボ始めにも使える。基本の技と響音攻撃から派生できる。攻撃後はほぼ全てのアクションに繋がる)
前方攻撃
操作:左スティックを倒して[△]
※左スティック後ろだと柄攻撃が優先される。
※連続で押すと左ぶん回しになる。
1番目の音色(白・紫)を出す技。
強くはない。
攻撃範囲が素直だからついつい多用しがち。
反撃されないように気を付けて使おう。
音色1を出すのに柄攻撃や連音攻撃を使うと隙の少ない立ち回りができるよ。
演奏攻撃に派生するときは左スティックを前に倒すと少し早くなる。
ジャンプ状態で[△]、[〇]、[△+〇]のどれかを押すと、この技によく似たジャンプ攻撃が出る。
発生する音色は押したボタンによって変わる。
着地後の派生ルートは同じ。
(抜刀攻撃・コンボ始めにも使える。基本の技と響音攻撃から派生できる。攻撃後はほぼ全てのアクションに繋がる)
柄攻撃
操作:左スティックを後ろに倒して[△]、[〇]、[△+○]のどれか
※連続で押すと別の技になる。
この技は3種類の音色を使い分けられる。
極めて重要。
柄攻撃の存在を知っているかどうかで旋律維持の難易度が大きく変わるよ。
素早い相手には[△+○]の攻撃が当たりにくい。
それなら柄攻撃で音色3を出してしまえばいいね。
逆に攻撃を当てやすい相手ならダメージ効率の悪い[△]の攻撃は控えたい。
この場合は柄攻撃で音色1を出せば立ち回りやすくなる。
柄攻撃には専用の演奏モーションが存在している。
左スティックを倒さずに演奏攻撃に派生すると素早く演奏に移れる。
ちなみに狩猟笛の柄部分は切断武器扱いになっているよ。
作品によっては柄攻撃を3連続で出せるけど今作は不可。
(コンボ専用。基本の技と響音攻撃から派生できる。攻撃後はほぼ全てのアクションに繋がる)
連音攻撃
操作:左スティックを倒して[〇]
※左スティック後ろだと柄攻撃が優先される。
※連続で押すと右ぶん回しになる。
この技は音符を2つまで発生させることができる。
とても重要。
連音攻撃を出すと2番目の音色が1つ発生する。
さらに攻撃の途中で[△]、[〇]、[△+〇]のどれかを押すと、対応する音色を1つ発生させることができる。
受付判定はやや厳しく、特に[△+〇]は慣れがいる。
なお、追加入力しなくても攻撃は2回出る。
2回目の攻撃は早めに回避すればキャンセルできるよ。
(コンボ始めにも使える。基本の技と響音攻撃から派生できる。攻撃後はほぼ全てのアクションに繋がる)
右ぶん回し
操作:[〇]
※左スティックを倒すと別の技になる。
※連続で押すと連音攻撃になる。
2番目の音色を出す技。
性能は並。
連音攻撃の2回出し切りより弱く、1回止めよりは強い。
モンスターの動きを見て連音攻撃と使い分けていこう。
アップデートにより攻撃前の隙が減っている。
(コンボ始めにも使える。基本の技と響音攻撃から派生できる。攻撃後はほぼ全てのアクションに繋がる)
左ぶん回し
操作:[△]
※左スティックを倒すと別の技になる。
※連続で押すと前方攻撃になる。
1番目の音色(白・紫)を出す技。
ダメージが低め。
アップデートにより攻撃前の隙が減っている。
(コンボ始めにも使える。基本の技と響音攻撃から派生できる。攻撃後はほぼ全てのアクションに繋がる)
終わりに
アイスボーンになって狩猟笛はとても使いやすくなったと思うよ。
なんと言っても響音攻撃の存在が大きい。
演奏攻撃と違って旋律ストックが必要ないからね。
旋律を吐き出さずにダメージを稼げるから立ち回りが楽になっているよ。
それでいて演奏攻撃に重きを置いた立ち回りも響音符で強くなっている。
こちらは難易度が凄まじく高いけど。
初心者にも経験者にも嬉しい調整をしてくれたモンハン開発陣に感謝。
笛使いが今よりも増えるといいね!
ではまた!